［30日 ロイター］ 米飲料大手コカ・コーラは、エネルギー飲料メーカーのモンスター・ビバレッジを買収する方向で協議を進めている。米紙ウォール・ストリート・ジャーナル（WSJ）が30日報じた。

報道を受け、モンスターの株価は17％超上昇。一方、コカ・コーラの株価は0.8％下落した。

WSJによると、モンスター買収が実現した場合、コカ・コーラによる買収案件としては過去最大となる。モンスターの時価総額は110億ドル超。また、モンスター買収は、コカ・コーラのエネルギー飲料市場でのプレゼンス拡大を後押しする可能性がある。

モンスターの広報担当は、市場でのうわさにはコメントしないと応じた。

コカ・コーラの広報担当からはコメントを得られていない。
【2012.05.01 追記】
この報道に対し、コカ・コーラはWSJの報道を否定した。

コカ・コーラは、モンスターとは販売に関して提携関係にあり、常に「価値の最大化」を目指しているとする一方で、「現時点では、モンスター・ビバレッジを買収する交渉は行っていない。われわれは引き続き提携の価値を最大化するため最善の方法を探っていく」との声明を発表した。

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